こんにちは。
めれんしぇです。
秋田にあるオーガニック農園がクラウドファンディングを始めたそうです。
ここでは『オーガニック基準のリンゴ』を作っており、このリンゴが大好評とのこと!
当初運営していた農園を2021年に約6倍にし、東京ドームを超える広さにまで拡大しました。多くの人員を雇い、運営を進めていたものの、なかなか上手くいかず、りんごが育っていかない悲惨な農園を目の当たりにし、被害は自然災害時と同様、約20トン以上に及んだそうです。
そして、危機をなんとか乗り越え、今後も農園運営を続けていくためにクラウドファンディングを始めたとのこと。
日本において、オーガニック栽培って本当に難しいそうなんです!
①高温多湿
雨と高温により、雑草や虫などの活動が盛んになるため、農薬を使わなければ病気や虫によって作物がダメになってしまうのです。
日本は気候の面で、農薬を使わない農業が不利なのです。
②利益が出づらく参入しにくい
有機農業の新規参入者は、有機農業以外を行う新規参入者に比べ、年間の売上げや所得が低水準であるという調査結果もあります。
③消費者の厳しい要求
私たち日本人には、形が悪い野菜は人気がなく、きれいで形の揃った完璧な野菜を好む傾向があります。
僕もスーパーで同じ値段、栽培方法のいびつな野菜と形の良い野菜が売られていたら、つい形の綺麗な野菜を選んでしまいます。
④サスティナブルやエコロジーに対する興味・関心
スウェーデンでは4歳から環境に関する教育が始まり、「環境に対して何が正しいか」ということを自分たちの頭で理解して行動することが習慣になっているとのこと。例えば有機栽培のバナナを売ることがスーパーの付加価値となっているそうです。
日本では、まだまだ環境に優しい野菜作りに対する意識改革は進んでいません。
③と④については、僕たちの意識で変われる部分でもあるため、少しでも皆さんが興味を持ってくれたら嬉しいです!
参考
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000039912.html