こんにちは。
めれんしぇです。
昨日は「土用の丑の日」でした。
皆さんはうなぎを食べましたか?
僕は釜飯屋さんでひつまぶしをいただきました。が、スーパーや魚屋さんで
うなぎを買って家で食べた方もいるかもしれないですね。
お気づきの方もいるかもしれませんが、うなぎって年々値段が上がっていっていますよね。
それは、うなぎの数が減ってきているからなんです。
実は、ニホンウナギは環境省や国際自然保護連合(IUCN)で絶滅危惧種に区分されています!
出回っているうなぎの99%は養殖です。
しかし完全養殖は難しく、
天然の稚魚であるシラスウナギを捕獲して
養鰻場で育てています。
人間の捕獲する量が、
天然のシラスウナギの数を上回ってしまうことで
だんだんうなぎの数が減少してしまうんですね。
うなぎをはじめ、他にもさまざまな水産資源が急速に減りつつある中、皆さんはスーパーなどで、このマークを見たことはありますか?
MSC認証ラベル、通称「海のエコラベル」です。
MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)は
世界の水産資源の保護を促進する取り組みを行っています。
「海のエコラベル」は、
漁業が適切な管理のもと持続可能的に行われているか
そこから流通、製造、加工、販売まで
サプライチェーンのあらゆる段階で
完全なトレーサビリティが確立されているかという
厳しい規格に合格した海産物にのみに付けることができます。
とても信頼性の高いマークなんですね。
この、海の資源を守ろうという
サステナブルな取り組みは、
最近注目されているSDGsの目標14にあたります。
私たち消費者1人1人が知り、考え、
選ぶことが大切ですね。
鮮魚コーナーで「海のエコマーク」を見つけたら、
海洋資源を守るためにぜひ選んでみてください。
参考