こんにちは。
めれんしぇです。
本日は「土用の丑の日」です。
約18日間の期間を示す言葉です。
そして、
昔の暦では日にちを十二支で数えていました。
つまり「土用の丑の日」とは、
土用の期間の丑の日のことなんです。
なので、土用の丑の日の曜日は毎年変わります。
(土曜日ではないです!)
土用の丑の日といえば、
うなぎを食べるのが定番ですよね!
こんな歌があります。
『石麻呂に吾れもの申す夏痩せに
よしといふものぞむなぎとり召せ』
『夏痩せにはむなぎ(ウナギ)を食べると良い』と、
石麻呂という人に勧めている歌です。
古来から、うなぎは栄養豊富で
夏バテに効くと知られていたようですね!
実際、うなぎはビタミンA、B群、E、Dなどの栄養が豊富です。
特にビタミンAは100gあたり1500μgRAE含まれています。
https://merenshe.hatenablog.com/entry/2020/12/08/233435
以前こちらの記事でも触れたのですが、
成人男性のビタミンAの1日の推奨摂取量は
850~900μgRAEです。
つまり、うなぎを100グラム食べれば
成人男性の1日に必要な摂取量を
まかなえてしまうわけです!
ちなみに、
土用の丑の日にうなぎ食べる習慣が
一般にも広まったのは江戸時代。
一説によれば、蘭学者の平賀源内が
夏に売り上げ不振になる鰻屋に相談を受け、
『本日丑の日
土用の丑の日うなぎの日
食すれば夏負けすることなし』
と店先に張り紙をするようアドバイスしたら
大繁盛し、全国に広まったとか。
実は鰻屋の戦略だったんですね!
美味しくて栄養豊富なうなぎを食べて
これから来る夏を乗り切りましょう。