こんにちは。
めれんしぇです。
昨今、利益追求だけしていては、
会社やブランドは存続できない時代になりました。
昨日取り上げたブランド、
「ヴェレダ」も環境問題に取り組み、
「オーガニック」「サスティナブル」「エシカル」
にこだわった運営をしているようですね。
ところで、
皆さんは「三方よし」という言葉をご存じでしょうか。
江戸時代から明治時代にかけて活躍した、
近江商人という商売人が大切にしていた考え方です。
三方よしとは
「売り手よし」=商売人が利益を上げること
「買い手よし」=消費者が満足すること
「世間よし」=社会貢献すること
売り手、買い手、世間の3つすべてにとって良い商売を心掛けるべしという考え方です。
多くの人に喜ばれる商品を提供して信用を集め、
橋を架けたり学校を建てたりして社会貢献し、
ますます繁栄していったそうです。
日本でも江戸時代から
このような考え方があったのですね。
これは現代の私たちにも通用する考え方です。
三方よしを分かりやすく言い換えると、
「自分よし」
「相手よし」
「みんなよし」
と言えます。
高度経済成長期を経て、自分の利益だけを追求すれば良いという時代は終わりました。
これからは
”持続可能な社会”=サスティナブルな世の中にするために、
この「三方よし」の考え方を持つことが重要です。
それは会社やブランドだけでなく、
消費者も意識する必要があります!
「買い物は投票だ」
という言葉を聞いたことがあります。
情報化社会のなかで私たちは
様々な情報が見聞きでき、
様々な商品を選んで購入できるようになりました。
私たちがどの商品を選んで購入するかは、
もはやそのブランドへの投票なのです。
消費者1人1人の責任ある行動が
未来の地球を守るかもしれません。