こんにちは。
めれんしぇです。
ローフードというのをご存知でしょうか?
英語にすると、Raw Foodで、
直訳すると生の食べ物です。
つまり、火にかけた食べ物ではなく、生のままの食べ物のことを指します。
最初その存在を知ったときは
「へー!生の食べ物を指すためだけの名前があるのか!」
なんて思ったものです。
ですが、ローフードの「価値」を知ることで
名前を付けてもいいな
と思うようになりました。
ではそんなローフード
なぜ生のまま食べるのかというと
食べ物を火にかけることで失われるモノが、生のままであれば摂取できるからです。
その失われるものとしての代表格なのが「酵素」です。
酵素は食べ物を栄養に分解をしやすくしてくれるサポーター的な存在!
体内では米やパンに多く含まれている炭水化物をブドウ糖に、鶏肉や魚に多く含まれているたんぱく質をアミノ酸に、オリーブオイルや脂身などの脂肪を脂肪酸に分解してから吸収しています。
そんな分解は実は何のエネルギーをつかわずにできるものではありません。
普段はまったく気にしていませんが、体内で頑張って分解しています。
酵素はその頑張っているのを手伝う存在で、酵素があることで分解に必要なエネルギーを少なくすることができます。
まさに酵素はサポーターなんです!
そんな酵素は一般的に3種類に分類しています。
・消化酵素
・食物酵素
消化酵素は炭水化物・たんぱく質・脂質などの分解を手助けしてくれる存在で、食べ物の吸収をサポートします。
代謝酵素は体の代謝に必要な酵素で、ホルモンバランスや肌の新陳代謝をしてくれています。
そして最後の食物酵素が冒頭で話した、食べ物が加熱されることによって失われる酵素です。
消化酵素や代謝酵素は胃液や唾液などに含まれているので体内に存在していますが、食物酵素は名前のとおり、食べ物に含まれています。
なのでこの食べ物に含まれている酵素を無駄なく摂取できるのがローフードなんです。
正直、なるほどー!って感じですよね。
でもここで鋭い人は
「たしかに加熱によって酵素がなくなるのはもったいないけど、
体内に既に酵素があるから、食べ物から酵素失われてもよくない?」
なんて考えたりするかと思います。
なので次回はこの疑問を解消していきます。