こんにちは。
めれんしぇです。
いきなりですが、みなさんは朝食はご飯派ですか?
パン派ですか?
昨日は、よく日本食に使われる
味噌、しょうゆは麹菌という「カビ」のおかげだ
という記事を書きました!
けれど、和食よりパン派だ!という方も
きっといると思います。
ちなみに僕は
ゆるグルテンフリー生活中であまり食べていないけれど
ふわふわの食パンが好きです。
オーガニックの食パンや生食パンを見つけると
すぐ家族や友人に贈ったりしてしまいます。
そんなパンも発酵を利用してつくられています!
そのときに働くのは、細菌やカビではなく、
「酵母」という微生物です。
植物や樹液、野菜や果物の表面、空気中など、
自然界のあらゆるものに生息しています。
パンをつくるときには
焼く前に生地を数時間寝かせます。
その間に発酵が進み、
生成された炭酸ガスの働きによって生地が膨らみます。
発酵の際にパンの香り成分も生み出します。
パンのあのふわふわも、
安心するような風味も、
酵母のおかげだったんですね!
酵母はアルコール発酵をおこなうので
お酒の醸造に使われてきました。
たとえば、麦汁にビール酵母を加えて
アルコール発酵させるとビールができます。
ブドウの果汁にワイン酵母を加えると
ワインができます。
酵母は糖を分解するため、
糖が体内に吸収されるのを抑制します。
酵母には食物繊維が多く含まれていて
消化を助けます。
また、消化吸収されずに、
ダイレクトに腸内の免疫細胞に働きかける
βグルカンが含まれているおかげで
免疫力アップも期待できます。
まさか僕の大好きなパンも
酵母という微生物の力を使っていたとは!
小さくても偉大な働きをする酵母に拍手!
発酵についてあと2記事続きます!